✅まず覚えておきたい“3ステップ対処法”
- 毒や針を除去し、流水で洗浄
- 患部を冷やして腫れ・痛み・かゆみを緩和
- 市販薬を塗布 or 内服して
状態を見ながら医療機関へ
※掻かない、潰さないことが
治りを早める第一歩です。
虫別の応急処置・市販薬リスト
キャンプやアウトドアで虫に刺されたとき、
正しい対処法がわかれば不安が軽くなります。
このガイドでは代表的な10種の虫刺され・咬まれに対して、症状・応急処置・おすすめ市販薬を徹底解説します。
① アオバアリガタハネカクシ(やけど虫)

症状:
接触で皮膚にただれ・水ぶくれ
処置:
潰さずすぐ流水で洗い、毒を洗い流す
おすすめ薬:
フルコートf(強力ステロイド+抗菌)
② セアカゴケグモ

症状:
激しい痛み+吐き気・痙攣などの中毒症状
処置:
冷却し応急安静、すぐ病院へ
おすすめ薬:
応急的に冷却ジェル(市販品でOK)
③ ブユ(ブヨ)

症状:
腫れ・激しいかゆみ・熱感が長引く
処置:
毒を吸い出し、
流水洗浄→冷却→ステロイド塗布
おすすめ薬:
ムヒアルファEX(ステロイド+鎮痒剤)
④ アブ(ウシアブ等)

症状:
噛まれた痛み・腫れが強い
処置:
流水洗浄→氷で冷却→かゆみ止め塗布、
ひどければ抗ヒスタミン服用
おすすめ薬:
ムヒアルファEX またはメントール入り液体ムヒ
⑤ ヒトスジシマカ(蚊)

症状:
かゆみ・軽い腫れ
処置:
冷却→かゆみ止め使用
おすすめ薬:
液体ムヒS/ウナコーワクール
⑥ マダニ

症状:
皮膚に吸着、感染症リスクあり
処置:
無理に引き抜かず病院へ搬送し除去。
除去後は消毒
おすすめ薬:
消毒用アルコール程度。
基本は医療対応
⑦ ツツガムシ
症状:
高熱・発疹・リンパ腺腫脹(潜伏1週間)
処置:
刺し口は消毒。
早めに医療受診
おすすめ薬:
無し(抗生物質が必要なため病院対応)
⑧ ヌカカ

症状:
小さくても激しいかゆみ・長期の赤み
処置:
流水洗浄→冷却→ステロイド軟膏+抗ヒスタミン外用薬
おすすめ薬:
フルコートf またはムヒアルファEX
⑨ スズメバチ

症状:
激痛・腫れ、アナフィラキシー発作の可能性
処置:
流水洗浄→冷却→毒吸引→意識・呼吸確認し救急へ
おすすめ薬:
ポイズンリムーバー+ムヒアルファEX
⑩ ムカデ

症状:
激痛・腫れ・発赤/場合によっては熱感
処置:
43〜45℃の温水で毒を中和
→流水洗浄→冷却→抗炎症薬
おすすめ薬:
ムヒアルファEX or ステロイド軟膏+鎮痛薬
(例:イブプロフェン)
持っておきたい応急セットリスト
アイテム | 用途 |
---|---|
ポイズンリムーバー | 毒や針の吸出し用 |
フルコートf | 強いかゆみ・湿疹 ・軽度の化膿に対応 |
ムヒアルファEX | ステロイドと鎮痒剤で 炎症・かゆみ抑制 |
液体ムヒS/ウナコーワクール | 蚊・軽度刺されに最適 |
抗ヒスタミン薬(内服) | 強い内的かゆみに対応 |
冷却ジェル・冷湿布 | 冷却による緩和用 |
消毒液・ガーゼ | マダニ除去後/ツツガムシ刺傷後に有効 |
正しく早くが回復の鍵!
虫に刺され・噛まれたら毒を洗い流し冷却+薬を使う
重症例(マダニ、スズメバチなど)は
早期の医療受診が必要
応急セットを準備しキャンプ出発前に再確認を!
本記事を「ブックマーク」しておけば、もしものときにすぐ対処できます。
安心・安全なアウトドアをお楽しみください👍
紹介した虫の詳細はコチラ