澄んだ秋の夜空を焚き火のそばで見上げる——
街の明かりが届かない場所なら、月や天の川、流れ星までもが手に届きそう。
ここでは 光害が少なく“ダークスカイ級”の星空が楽しめるキャンプ場7選 を全国から厳選して紹介します。
ダークスカイって何?
「ダークスカイ」は、国際ダークスカイ協会(IDA)が認定する“光害の少ない地域”の称号
日本で正式に認定されているのは、岡山県美星町や長野県阿智村など数か所のみです。
本記事では公式認定地+それに匹敵する光害の少ないキャンプ場をまとめています。
全国 “ダークスカイ”キャンプ場6選
1. 岡山県 井原市美星町 星空間オートキャンプ場(公式認定)

日本初のダークスカイ認定地。街灯も星見仕様で暗さキープ。
標高約400m、瀬戸内海式気候で晴天率も高め。
おすすめ時期:秋〜冬
オートサイト・電源付きあり。
2. 長野県 阿智村 浪合パーク・ヘブンスそのはら(公式認定)

「日本一の星空」として有名。
ロープウェイで標高1,400mへ。
ナイトツアーや天体観測イベントも充実。
おすすめ時期:春〜秋/予約必須。
3. 沖縄県 石垣川平コーラルサイドキャンプ場
南の島ならではの満天の星!
離島ならではの暗さが圧巻です。
西表石垣国立公園エリアが認定地。
おすすめ時期:10〜3月
海風が冷たいので防寒を。
4. 福井県 スターランドさかだに満点星空オートキャンプ場

冬は空気がクリアで星の輝きが段違い。
大野市 南六呂師が認定地。
おすすめ時期:晩秋〜初冬
雪中キャンプ好きなら一度は挑戦したい。
5. 北海道 然別湖ネイチャーセンターキャンプ場

国立公園内で人工光ほぼゼロ。
湖畔からの天の川は息をのむ美しさ。
おすすめ時期:6〜9月
湖畔ならではの静けさを満喫。
6. 青森県 岩木山麓 星と森のロマントピア

津軽平野を見下ろせる高台のコテージ。
近くに天文台もあり観察会が楽しい。
おすすめ時期:春〜秋
ファミリーキャンプにも◎
星空キャンプの準備はこれでOK
- あったかウェア:
秋〜冬の夜は冷え込み強烈。
ダウンや手袋はマスト。 - 星見用チェア:
リクライニングタイプなら首がラク。 - 双眼鏡・スマホアプリ:
Star Walk 2やSky Guideで
星座探しが楽しく。 - 日程選び:
満月は月見、
新月前後は天の川や流星群狙い。
スマホで星空・月を美しく撮るコツ
一眼レフがなくても、スマホで十分きれいに撮れます。
- 三脚は必須:
少しの手ブレでも星が線になっちゃうので。 - ナイトモードON:
iPhone・Androidどちらも長時間露光モードを活用。 - ISO感度を上げすぎない:
ノイズを防ぐため、ISO1600前後が目安。 - ピントは無限遠:
星にタップして手動で合わせるとくっきり。 - 月撮影:
ナイトモードではなく通常モード、露出をマイナス補正するとクレーターまでクッキリ。
まとめ
街の光が届かないキャンプ場は、星や月だけじゃなく静けさも贅沢。
今回紹介した6つはどこも人気で、週末は予約が埋まりやすいので早めの計画を。
秋の夜空は一生もの。
焚き火と満天の星を、ぜひ体いっぱいで楽しんでください。