10月中旬~下旬にかけて
ピークを迎えるオリオン座流星群。
せっかくならキャンプをしながら、寝転がったまま流れ星を数える贅沢な夜を過ごしてみませんか?
- 流星群をキレイに見られるキャンプ場の選び方
- 星空観測にぴったりなおすすめキャンプ場7選
- あたたかく快適に観測するためのスタイル&ギア
をまとめました。
オリオン座流星群を観測するためのキャンプ場選びのコツ
秋の流星群をキャンプで楽しむには、
以下の3ポイントが重要です。
① 光害が少ない場所
街明かりから離れた高原や湖畔など、
周囲が暗いエリアが理想。
② 視界の広さ
空を見渡せる芝生サイトやフリーサイトがおすすめ。
木々に囲まれすぎた林間サイトは星の見える範囲が限られます。
③ 秋夜の寒さ対策ができる環境
標高が高い場所は夜になると一気に冷え込みます。
電源付きサイトや温泉施設が近くにあると、体を温めやすく安心。
オススメのキャンプ場7つ
1. 美ヶ原高原キャンプ場(長野県)
- 理由:
標高約2000m。
周囲に遮るものがなく、満天の星が頭上に広がる絶景。 - 設備:
フリーサイト中心。トイレ・炊事場完備。
秋は夜間氷点下になることもあるため防寒必須。
2. 南アルプス市夜叉神峠キャンプ場(山梨県)
- 理由:
南アルプスの奥深く、街明かりゼロのダークスカイエリア。 - 設備:
山小屋併設で安心。
夜明けのご来光と流星群を同時に楽しめます。
3. 乗鞍高原 一の瀬キャンプ場(長野県)
- 理由:
標高約1500m。
高原特有の澄んだ空気と広々サイトで流星群観測に最適。 - 設備:
炊事場・トイレ整備。
温泉「湯けむり館」まで車10分。
4. 四尾連湖水明荘キャンプ場(山梨県)
- 理由:
湖畔から見上げる星空が幻想的。
水面に流れ星が映り込む瞬間は一生モノ。 - 設備:
湖畔フリーサイトあり。
ボート遊びも人気。
5. 大台ヶ原ビジターセンター周辺(奈良県)
- 理由:
世界的に評価されるダークスカイエリア。
人工光がほぼなく、天の川が肉眼でくっきり。 - 設備:
指定地でテント泊可能。
標高1600m、真冬並みの防寒が必要。
6. 阿蘇くじゅう国立公園 くじゅうやまなみキャンプ村(大分県)
- 理由:
阿蘇外輪山を一望する大草原。
九州屈指の星見スポットで流星群観測会も開催されることも。 - 設備:
オートサイトあり。
温泉郷も近く、観測後の冷えた体を癒せます。
7. ふもとっぱらキャンプ場(静岡県)

- おすすめ理由:
富士山のふもと、遮るものがない超絶景。
360度の空を堪能できます。 - 設備:
広大なフリーサイト。
炊事場・トイレ・売店完備。
おすすめキャンプスタイル
流星群をゆったり&暖かく観測するには、
スタイル選びが大切です。
- タープ下でコット寝
コットに寝袋を置き、シュラフにくるまったまま星空を一望。 - 焚き火&ホットドリンク
湯気の立つマグを片手に、焚き火の音をBGMに観測するのは最高の贅沢。 - 小型ランタンで足元だけ照らす
星を邪魔しないよう暖色LEDの弱灯がベスト
防寒&ギアリスト
秋夜は想像以上に冷えます。流星群キャンプに持って行きたい必須ギアはこちら。
- ダウンシュラフ(快適温度-5℃前後)
- インナーシーツ/ブランケット
- 防寒アウター
(ダウンジャケット、フリース) - ニット帽・ネックウォーマー・手袋
- 湯たんぽ or 使い捨てカイロ
- サーマレストなど断熱マット
- 暖色LEDランタン
- 望遠鏡・双眼鏡
(肉眼観測が基本でもあると楽しい)
まとめ
オリオン座流星群は毎年10月21日前後がピーク。
秋キャンプは虫も少なく空気が澄み、星が美しく見えるシーズンです。
光害の少ない高原や湖畔で焚き火を囲み、
「ながれ星を数えながら眠る」
—そんな体験ができるのはキャンプならでは。
今年はぜひテントを張って、
自然がつくる最高の天体ショーを楽しんでみてください。